青文出版社の『ドラえもん』第211巻に収録の作品「魚よせつり針」を和訳したので紹介します。だいぶ旬を過ぎてしまいましたが、6月第三日曜日は父の日! というわけで、のび太のパパとスネ夫のパパが釣りバトルする1本です。

釣りでも才能を見せるスネパパ VS 釣りの才能のないのびパパ……勝負の行方はいかに!?
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(黃彬彬 編繪「集魚鉤」『機器貓小叮噹 211』青文出版社、中華民國81(1992)年4月17日出版)

インチキ合戦すぎる……

ラジコンボートで釣るとかすごい技術ですな!

野比家に金魚の水槽が!
原作で水槽が出てくるのは、てんコミの『ドラえもんプラス』第3巻収録「スピード増感ゴーグル」では水槽でカメを飼っている描写があるのみです。

原作ではのび太の金魚が何度か登場し、
1.「ソノウソホント」(てんコミ第4巻収録)で金魚ばちの金魚にドラえもんがエサをやっていて、
2.「ミサイルが追ってくる」(てんコミ第12巻収録)で金魚はのらネコのクロに食べられ、
3.「ペットペンキ」(『ドラえもんカラー作品集』第2巻収録)で金魚のなきがらを庭に埋めています。

『新鉄人兵団』と『奇跡の島』では金魚ばちで金魚の泳いでいるようすが登場します。最近の映画の舞台では当たり前の光景ですね。


「寒流山と暖流海」は近日紹介予定です。

次回は青文ドラ第213巻収録「木の根指キャップ」を紹介する予定です。お楽しみに!


※2013/07/07 21:55 …… 「寒流山と暖流海」の紹介時期を初秋から近日へ変更しました。次回紹介予定サブタイトル「木の根指キャップ」を微修正しました。