青文出版社の『ドラえもん』第158巻に収録の作品「マジック・クッキー」を和訳したので紹介します。バレンタインデーにちなんで、お菓子な話を選んでみました。

なんでもクッキーにすることができるひみつ道具「マジック・クッキー・ステッキ」が大活躍する一篇です。なんでもかんでもクッキーにできるということは、つまりなんでも食べてしまえるということであり……ゴクリ。

それではお楽しみください。

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(黃彬彬 編繪『機器貓小叮噹158』青文出版社、中華民國77(1988)年10月25日出版)

ドラのせりふのひとつひとつがキテるね……
人の大事な教科書をバリバリ食べておいて「はい、きみの分」、
凶悪犯をつかまえるシリアスな場面で「自動車クッキーのできあがり」、
ドラェ……

そして1月18日放送の怪作「カニ食べたい!」で再燃したカニバリズムはここでも生きています。
ライオンや凶悪犯罪者が出没する町、練馬区月見台はきょうも平常運行です。

ちなみに原文はクッキーではなくパン。バレンタインということでお菓子に関係のある話を和訳しようと思ったのですが、これといっていい作品がなかったため、お菓子っぽいこの作品を選んだ次第です。


そしてefさま、コメントありがとうございます!
ご希望にお応えして、『のび太の模擬地球(シムアース)』のzipに固めたものを用意しました。見開き形式ではなく単ページずつにわけましたので、画質は多少向上しているはずです。お楽しみいただければ幸いです。
⇒アップロードし直したうえで「のび太の模擬地球(完結編)」記事へ移動しました。

2013/02/27 16:30 … 誤字修正。模擬地球の読みをシムアースじゃなくてシムスター(ひみつ道具の名前)って書いていました。それから解パスがわかりづらいとの意見があったのでわかりやすくしてみました。
2018/02/18 23:10 …… 『のび太の模擬地球』zipの配置場所変更