青文出版社の『ドラえもん』第227巻に収録の作品「のび太の模擬地球⑤」を紹介します。青文オリジナル大長編ドラ『のび太の模擬地球』の連載第5回です。

前回に書いたとおり、起承転結でいう「転」にあたる回になります。大ゴマを最後に配置したいため、110ページめで早めに切らせていただきました。そのかわり、今回はクイズエクスプレスを1問つけています。これまでのクイズはインチキまがいでしたが、今回は答えを見たときに「なるほど」と思っていただけるのではないかと思います。


お気づきかと思いますが、それぞれの章扉にかかれている一場面は本編の補完あるいはイメージイラストであり、その同じコマが本編に登場するわけではありません。今回はUFOに吸い上げられるイラストが描かれていますが、今回の本編には登場しません。ちなみにカットした111ページ以降にも同じ場面はかかれていません。ただし、次回貼る「のび太の模擬地球⑤」の111ページ以降の内容を補完するものですので、覚えておいて損はありません。

ノンブルがノドにあることにお気づきでしょうか。「のび太の模擬地球⑤」および「のび太の模擬地球⑥」は、連載版と単行本版で左右のページ配置が異なっているのです。「のび太の模擬地球⑥」には見開きページがあるのですが、連載版ではページ配置を誤って、せっかくの見開きが分断されてしまっています。というわけで、単行本準拠のページ配置に修正させていただきました。

今回の1ページめにあるのは『夢天使バンダ』の予告です。これも前回に書いたとおり、詳細は次回をお待ちください。表紙でドラえもんの横にかかれているキャラクターは、大長編ドラ『のび太の光の旅』の主人公です。

章のタイトルは、原文を直訳すると「第三種接近遭遇」になります。ただし映画作品「第三種接近遭遇」の邦題は「未知との遭遇」ですし、藤子・F・不二雄の『ドラえもん』にも「未知とのそうぐう機」というひみつ道具が登場することから、タイトルは「未知との遭遇」とするのが適当だと判断しました。

本家大長編の『のび太の創世日記』やSF短編の『創世日記』では、まっさらな宇宙に星を作るという手法を採っていますが、本作『のび太の模擬地球』では既存の宇宙に星を作るという点で異なります。場所や軌道をよく考えないと大変なことになるというのは、実際に一部で問題になっているスペースデブリ問題と似ているように思います。本作の作者は将来、実際にその問題が起こりうることをいち早く認識していたのかもしれません。

それでは連載第5回をお楽しみください。
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(黃寄萍 発行『機器貓小叮噹 227』青文出版社、中華民國81(1992)年7月25日出版)

2012/04/01 16:26 追記
画像のp4(94表記)、9(99)、10(100)、13(103)、16(106)、17(107)、18(108)、19(109)のせりふを修正しました。
ちなみに、3月下旬にドラスレに上げたものをお持ちの方は、今回ブログに上げる際にp5(95)のせりふ修正、p22の塗り足し修正も施してありますのでご確認くださいませ。

2012/04/09 02:20 追記
p18(108表記)の1コマめのせりふを修正しました。修正前は直訳のため、せりふ回しがあまりにも不自然でしたが、これでようやく意味が通じるようになりました。
現在、第6回をスキャン中です。「模擬地球⑥」と同じ巻に収録されている「夢天使」と「虹の伝説」、それと「霊界少年サクチ」もおもしろいのでぜひとも紹介しようと思っていたのですが、「模擬地球⑥」本編だけで28ページにもなるので、さすがに挫折……。オマケは「夢天使」の扉(見開き)だけにします。もし「これが見たい!」という希望があれば応じます。

2012/04/10 22:55 追記
p10(100)がゆがんでいたのでスキャンからやりなおして修正しました。

2012/04/23 02:20 追記
画像編集ミスにより、p19(109)があるべきページに誤ってp18(108)が入っており、p19(109)が行方不明状態になっていました。申し訳ありません。修正しました。

2012/05/05 04:55 追記
p18(108表記)の1コマめのせりふを修正していたつもりだったのですが、誤って修正前のものが上がったままになっていたので、今度こそ修正しました。