青文ドラ第116巻収録「帰ってきたノンちゃん」を翻訳しました。てんとう虫コミックス第6巻収録「赤い靴の女の子」の後日談となる作品です。


まず絵柄に違和感があるかと思います。これまでは、あえて絵の上手い作品ばかり選んできましたが、今回はそうでない作品を選んでみました。ご了承ください。

私が知る限りでは、後日談的な作品は青文ドラ全体でもこの1本だけです。似た傾向の作品として、のび太の先生がかつての友人の女性(バツイチ)と再会するものがありますが、それはまたの機会に紹介したいと思います。

この作品にてノンちゃんはしずかと初対面を果たしています。そういえば「おばあちゃんのおもいで」(てんとう虫コミックス第4巻収録)でのび太が3歳のころへタイムスリップしたときは、しずかは登場しませんでした。

「人生やりなおし機」(てんとう虫コミックス第15巻収録)でのび太が4歳のころの様子が登場したときは、しずかも登場していますね。「赤い靴の女の子」(てんとう虫コミックス第6巻収録)の舞台はのび太が幼稚園児のころとされており、のび太の髪型は「人生やりなおし機」でもものと同じですから、「赤い靴の女の子」の時代は「人生やりなおし機」の時代の直前と考えるべきなのでしょう。のび太が幼稚園に入園してからしずかと仲良くなったのかもしれません。

しかしノンちゃんののび太に対するデレっぷりは異常ですよね(いい意味で)。カップルテストバッジを使用したときのしずかもそうですが、藤子キャラの女性って総じて嫉妬深いような気がします。
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(許立昇 繪『機器貓小叮噹 116』青文出版社、中華民國75(1986)年10月出版)

追記2014/04/24 … 翻訳精度、画質、おもしろさを向上させたハイクオリティバージョンをこちらの記事内で公開しています。よろしくお願いします。